プロフィール
profile
プロフィール
西原 三葉(にしはら みわ)

子供の頃から忘れ物やミスが多く、片づけが苦手で、多くの困り事を抱えてきました。
短大卒業後、大手飲料メーカーに就職するも、計算事務でミスを連発。うつを発症し1年で退職しました。
現実から逃げるように、退職3か月後に結婚し、2年おきに3人の子供を出産。
夫は家事に非協力的で、ほぼワンオペ状態。仕事、子育て、家事に追われ、片づけができずに家の中が荒れてゆく。片づけられない自分を責め、苦しみ続けました。
そして40歳の時、ADHDの診断を受け、自分の困りごとの原因は発達障害が原因であったことに気づきました。
夫は独特のこだわりがあり、人の立場に立って物事を考えることが苦手な人でした。夫婦でありながら協力し合ったり、心に寄り添ってもらうことができない苦しみからうつを発症。
のちに夫はASD(自閉症スペクトラム症・アスペルガー症候群)であることが分かり、自分はカサンドラ症候群で苦しんでいたことに気づく。夫のDVが悪化し、結婚21年目に離婚を決意しました。
その後、ADHDに特化した認知行動療法を受けたり、ADHDやカサンドラ当事者会に参加することで、困りごとを軽減させ、自尊心を取り戻すことができました。
産業カウンセラー、整理収納アドバイザー資格を取得し、2018年AUBEを開業。
発達障害の特性に配慮した片付け支援は、多くの当事者から支持をいただき、開業5年で1400件以上の実績があります。
資格
- 産業カウンセラー
- 整理収納アドバイザー
- ライフオーガナイザー1級資格保有
- 栄養士
活動実績・受賞歴
- 発達障害やADHDに特化した片付け支援を全国で実施(訪問・講座・講演含む)
- サポート実績:1500件以上
- 2021年 ハウスキーピング協会主催 整理収納コンペティショングランプリ受賞
- 2024年 成人発達障害支援学会ポスター発表にて優秀賞受賞
- 令和6年度 東京都創業助成金 審査通過
- 2025年 ADHDバッグ「KaBag for ADHD」企画・開発
メディア掲載
- 朝日新聞、毎日新聞、AERA、VERY、クロワッサン、天然生活、ゆほびか、
- 『実践みんなの特別支援教育』 など多数の媒体に掲載
著書・掲載

『「ADHD」の整理収納アドバイザーが自分の体験をふまえて教える!
「片づけられない……」をあきらめない!』(2019年 主婦と生活社)
『発達「障害」でなくなる日』(2023年 朝日新書)
第1章にADHD当事者としてインタビュー掲載
講座・講演・研修実績
2018年より「ADHDタイプの片づけ講座」継続開催
- 企業・福祉・行政など多様な現場での講演実績多数
主な講演・研修先:
イオングループ家事代行「カジタク」/三井化学/就労移行支援事業所Kaien/
根室保健師会/NPO法人GEWEL/まいにち発達ママ会/生活訓練センターそう/
大阪市児童福祉連盟/ハウスキーピング協会「整理収納フェスティバル」 ほか多数
片付けを通じて届けたいこと
忘れ物が多く、何をやっても長続きせず、「できない自分」を責め続けてきた子ども時代。
大人になっても家の中は片付かず、家庭生活や人間関係もうまくいかず、
「片付けられない私は、社会に必要とされていないのではないか」と思っていた時期もありました。
でも、自分の特性を知り、それに合った工夫を取り入れることで、
少しずつ暮らしが整い、自尊心を取り戻すことができました。
AUBEは、「片付けられない苦しみ」を誰よりも理解している私だからこそできる、
やさしく、あたたかい、実践的な片付け支援を提供する場所です。